心電図検定3級レベルの出題範囲と難易度・合格率
このページで分かること
心電図検定3級レベルでは、12誘導心電図を題材に、基本所見に加えて不整脈の判読まで問われます。このページでは、日本不整脈心電学会の説明をもとに、4級レベルとの違い、試験の概要、合格率の推移をまとめます。
3級レベルの目安と出題範囲
日本不整脈心電学会は3級を、基礎から中等度の判読力をもつ人のための級と説明しています。題材は12誘導心電図で、基本所見に加えて、危険な不整脈や、臨床現場でよく出会う不整脈の判読が求められます。4級レベルとの違いは、次のとおりです。
| 4級レベル | 3級レベル | |
|---|---|---|
| 判読力の目安 | 基礎的 | 基礎から中等度 |
| 想定する受検者 | 循環器の部署で数年働く医療スタッフ、心電図に関心のある医学生 | 一般の臨床医、循環器の部署で働く医療スタッフ |
| 題材 | モニター心電図の比重が大きい。ホルター心電図、12誘導の基本所見も | 12誘導心電図。基本所見に加え、危険な不整脈やよく出会う不整脈 |
試験の概要(第12回・2026年度)
| 項目 | 3級 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年12月12日(土) |
| 方式 | 会場で受検し、マークシートで解答(受検地は申込時に選ぶ) |
| 問題数 | 50問 |
| 検定料 | 6,000円(税込) |
| システム利用料 | コンビニ決済250円、クレジット決済330円(税込) |
| 合格発表 | 2027年2月予定 |
ほかの級との併願はできません。4級と迷っている人は、4級レベルのまとめの範囲と比べて決めてください。申込期間と受検地は、学会の実施要項ページで確かめてください。
難易度と合格率
3級の合格率の推移です。数字は学会の資料の表記のままです。
| 年・回 | 3級の合格率 |
|---|---|
| 2022年 | 75.5% |
| 2023年 | 74.8% |
| 2024年 | 74.7% |
| 第11回(前回) | 76.8% |
前回の第11回の3級は、出願者8,324人、受検者7,454人、合格者5,723人でした。
3級の合格率は、表のどの年も70%台です。同じ年の4級(80%台)より低い値が続いています。
出典:日本不整脈心電学会の資料をまとめた学会誌『心電図』の論文の表2(橋本賢一. 心電図 2025;45(4):241-242)、日本不整脈心電学会の第11回合格発表ページ
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Web模試は、3・4級レベルの12誘導心電図20問です。電気軸の角度、房室ブロック、早期興奮、肥大、急性梗塞などの問題が入っていて、分野ごとの正答率から弱い分野が分かります。なお、心室頻拍などの心室性の頻拍は、このサイトの問題ではまだ扱っていません。
4級レベルの範囲は、心電図検定4級レベルのまとめにまとめています。